関西万博で韓日友好 同胞団体が事業計画
【大阪】駐大阪韓国総領事館(陳昌洙総領事)主催の「2025同胞団体代表者ワークショップ」が18日、同領事館で開催され、民団大阪、京都、滋賀、奈良、和歌山、民主平統諮問会議日本近畿協議会(朴道秉会長)のほか、商工会や教育院、在日本ハングル学校関西協議会など各関係者ら60人が参加した。
陳総領事は「今年は大阪・関西万博開催、韓日国交正常化60周年という重要な年、皆さんが準備している行事について共有し、同胞団体が助け合いの精神をもって多くの日本人が参加できるような行事をお願いしたい。皆さんがひとつになって力を合わせ、取り組んでくれることと思う」と期待を込めた。
はじめに、万博の概要や韓国パビリオンなどについて説明が行われた後、参加者のうち9団体の事業計画発表では、民団大阪本部(金明弘団長)が10月12日、「韓日国交正常化60周年記念K‐POP・J‐POPコンサート(仮案)」(同コンサート実行委員会主催)を開催、韓日双方の歌手やポップグループが曲を披露し、両国の文化友好を表現すると発表。
民団京都本部(張祥一団長)は万博のコリアウィークを盛り上げるため、5月14日、約50人のバスツアーを企画。また10月26日には、毎年恒例の「京都コリアフェスティバル朝鮮通信使京都再現行列」を国交正常化60周年記念行事と位置づけ、例年にない規模で開催する。民団奈良本部(李勲団長)は10月中旬、「歴史の道・韓日文化ハンマダンinNARA」を拡大し、奈良県内で開催。ハングル学校関西協議会は、9月6日~7日に研修会を開催、フィールドワークのほか教育現場および関連機関と学習内容を共有し、広報活動を実施する。大阪韓国総領事館は6月、公館寄贈者懸板式を開催する等の報告があった。