在日本大韓蹴球協会(朴泰成会長)は3月1日、横浜市のスポルティーヴォ横浜元町で在日同胞フットサル交流大会を開いた。
この日参加したのは、かつて在日同胞代表選手として、韓国国体や韓国大統領杯などを経験したOBたち。
この間、同協会では現役とOBたちを集めた11人制のフルサッカー大会を開催してきたが、ここ数年間、コロナ禍のため全国各地からのメンバー参加が困難になってきた。このため、少人数でもサッカーが楽しめる5人制のフットサルを企画した。
チームを入れ替えながら、10分1本のランニングタイムで試合が行われ、合間に給水タイムなどを挟みながら約2時間、ボールを追いかけた。
試合後は中華街に場所を移して懇親会。この席には、同協会OBとも親交が深い、元日本代表でサッカー解説者の早野宏史氏が特別参加し、韓日サッカーの思い出や交流などの「サッカー談義」が続いた。
東京、神奈川など関東を中心に関西や愛知から、約20人が参加したが、「久しぶりにたくさんの方と交流でき有意義な時間を過ごすことができ、楽しかった」とサッカー交流を喜びながらも、「今年の釜山国体はしっかり選手を集め、優勝奪還へ準備を進めよう」と新たな決意を示したいた。
同協会がフットサル大会を開催するのは初の試み。朴泰成会長は「いろいろな形のサッカー交流を通じて会を盛り上げていきたい」と述べていた。