【京都】民団京都本部(張祥一団長)の第75回定期地方委員会は3月29日、同本部会館で開かれ、民団中央本部から金利中団長、同じく金政弘副団長(民団京都本部常任顧問)、公益財団法人朝鮮奨学会の朴相泓代表理事が出席した。
張団長は「今年は韓日国交正常化60周年、祖国解放80周年、大阪・関西万博の開催等、節目の年。皆さんと協力しながら今年1年、尽力していく」と挨拶した。中央本部の金団長も「今年の節目の年に民団として、在日として何をするべきか、築かれてきた韓日関係を後戻りさせず、発展させていくためには皆さんの力添えが必要だ」と呼びかけた。
活動方針として、同胞交流和合ハンマダン運動会や2025京都コリアフェスティバルの開催、子ども食堂の支援、耳鼻塚慰霊祭等慰霊事業への積極的参加、大阪・関西万博への参与などを承認した。
【神奈川】民団神奈川本部(李富鉄団長)の第65回定期地方委員会が3月22日、同本部会館で開かれ、金玉彩・駐横浜総領事が出席した。李団長は「財政改革に取り組み、次年度は収益増で運営できる。大和支部と鶴見支部の直轄を解除する等組織正常化に努力した」と挨拶した。
金総領事は ①次世代のアイデンティティ確立 ②孤独死等がないようケア ③ヘイトスピーチの根絶‐を要望した。
新年度方針では、国交正常化イベントや京畿道と神奈川県の姉妹都市35周年記念「韓日交流マダン」の開催等を決めた。
【宮城】民団宮城本部(李純午団長)の第69回定期地方委員会が3月22日、同本部会館で開かれた。次世代教育と韓日間の国際交流活動に多大な貢献が評価され、「大統領表彰」を受賞したことや東北地域初開催の「韓国留学博覧会」が成功裏に終えたこと等が成果的に報告された。
新年度方針では、宮城県日韓親善協会と共催する10月の国交正常化60周年事業「日韓親善フェスティバル」、次世代プロジェクトセミナーの継続開催等を決めた。
【兵庫】民団兵庫本部(金相英団長)の第67回定期地方委員会が3月22日、同本部会館で開かれた。オリニと次世代育成事業では、新企画のオリニ遠足をはじめ、スキーキャンプ、野遊会、キムチづくり、クリスマス会等、精力的に活動した。また、神戸空港の国際便就航開始と兵庫県日韓親善協会と神戸市‐仁川市姉妹都市提携15周年を記念し、2025年4月の国際便第一号機での訪韓実現等を評価した。
新年度方針では、権益擁護運動の推進、防災体制の確立等を決めた。
【岡山】民団岡山本部(金学団長)の第64回定期地方委員会が3月22日、同本部会館で開かれた。報告では岡山市との間で本部会館を「災害時避難場所」に認定する協定を締結、津山市の耳塚、備前市の鼻塚慰霊祭、結婚相談センターの運営と無縁故者の遺骨を本国「望郷の丘」安葬する事業等を報告した。
新年度方針では、韓日友好親善、次世代育成、権益擁護等を採択した。
【山口】民団山口本部(姜昌憲団長)の第66回定期地方委員会が3月22日、下関市内で開かれた。姜団長は「韓日国交正常化60周年記念事業への積極参与を」と呼びかけた。山口県知事、下関市長の表敬訪問、長生炭鉱水没事故82周年追悼集会への出席等を報告した。
新年度方針では、独自のオリニ事業の実施検討、幹部研修会の開催等を決めた。
【北海道】民団北海道本部(金泰成団長)の第64回定期地方委員会が3月26日、韓国文化会館で開かれた。韓日親善ネットワーク構築交流会、旭川支部の韓国語講座等を報告し、新年度方針では、韓日国交正常化60周年事業の開催、青年会の再建準備、釧路支部の統廃合等を決めた。
また、韓国政府機関の名前を語る「金融詐欺ボイスフィッシング」が発生している問題について注意喚起がなされた。
【富山】民団富山本部(鄭光燮団長)の第12回定期地方委員会が3月22日、同本部会館で開かれた。黒部ダム韓国人犠牲者追悼式、韓日未来青年のための講演会等を報告した。新年度方針では、本部会館の管理と運用等を課題に挙げた。
【鹿児島】民団鹿児島本部(李在賢団長)の第32回定期地方総会が3月23日、本部会館で開かれた。薩摩焼の陶工・沈壽官氏を代表とした在日の文化資源がある美山地方での慰霊祭、陶器祭への参加等を報告した。
【秋田】民団秋田本部(高美淑団長)の第31回定期地方総会が3月24日、秋田市内で開かれた。中央本部の李圭亮副団長が出席した。高団長は「同胞家庭の訪問活動を行うにつれて非団員からも歓迎されるようになり、光復節行事等に参加する団員も増えた」と挨拶した。
報告では、秋田県日韓議員連盟を立ち上げるための結団式を行ったこと等を評価した。方針では、家庭訪問活動、留学生支援等を決めた。
【宮崎】民団宮崎本部(鄭勝美団長)の第33回定期地方総会が3月26日、本部会館で開かれた。鄭団長は「同胞が少なくなったが、新定住者や日本国籍同胞をたくさん巻き込んで盛り上げていきたい」と語った。
朝鮮人労働者供養祭、日韓子ども交流会等を成果的に報告した。方針では、本部会館を地域の市民に開放し市民・自治体との韓日友好活動を進めていくこと等を決めた。
【大分】民団大分本部(金禎晃団長)の第2回定期地方総会が3月31日、本部会館で開かれた。中央本部の李元徹副団長が出席した。金団長は「韓日シャトル外交が復活し、韓日関係が良くなった。韓国の情勢が韓日関係に影響を及ぼさないよう祈る」と挨拶した。
新年度方針では、同胞大統合の推進、権益擁護等を決めた。
【島根】民団島根本部(李鐘九団長)の第10回定期地方総会が3月30日、本部会館で開かれた。報告では石西支部再建活動等、新年度方針では、韓日国交正常化60周年事業としての10月マダン等を挙げた。
【岩手】民団岩手本部(李太炯団長)の第31回定期地方総会が3月26日、同本部会館で開かれた。地域別の団員交流会と家庭訪問、青壮年・留学生交流会等を報告した。新年度方針では、高齢同胞慰問、日韓親善協会、日韓議員連盟との訪韓推進を挙げた。