【兵庫】2006年の開港以来、国内便に限られていた神戸空港は18日、韓国・中国・台湾の5都市を結ぶ国際チャーター便の運航が始まり、新たなスタート切った。民団兵庫本部(金相英団長)は、韓日国交正常化60周年記念行事及び神戸‐仁川、神戸・大邱姉妹都市15周年を祝して交流訪問団を結成し、ソウル‐仁川行き(大韓航空‥2便/日)の第1便に民団、(一社)在日韓商兵庫(趙珉一会長)の会員と神戸市議会議員ら約80人が搭乗した。
金団長は「韓日国交正常化60周年という節目の年に念願だった国際便の就航はとても意義深く、感無量の一語に尽きる」を目を潤ませた。趙会長は「商工会が進めているアジアンパーク創生事業など、これから神戸が注目されると思う」と期待を寄せた。
婦人会兵庫本部(朴明粉会長)の崔和代常任顧問は「関西空港まで行かなくても済む。今日の日を待ち望んでいた」と満面の笑みで答えた。
出発前の結団式には、久元喜造神戸市長が訪れ「神戸から韓国、韓国から神戸にたくさんの人たちが行き来することを願っている」と激励した。李相烈・駐神戸韓国総領事もお祝いにかけつけた。
訪問団一行は、4泊5日の日程で、仁川市と大邱市それぞれの副市長を表敬訪問、仁川商工会議所、大邱商工会議所を訪問した。