都内各支部会員らの力作を展示する婦人会東京本部(辺恵聖会長)主催、在外同胞庁後援の恒例行事「国際文化作品展示会」が22日、東京・港区の韓国中央会館大ホールで開幕した。23日15時半まで開催。第43回目を迎えた今年は、同本部管内19支部をはじめ、千葉支部や東京韓国学校、東京日韓親善協会連合会などから283人が740点の作品を出品した。
会場には、丹精を込めた絵画や書画、川柳、ハンドメイドアクセサリー、パッチワーク、折り紙、人形、フォトスタンドといった各種工芸品など、多彩な作品が展示された。いずれも今回の作品展のために、支部単位のグループや個人で学び、準備を重ねて制作されたという。
文京支部で書の指導を行っている姜幸子氏は、「月に2回、7人の生徒を指導している。この日のために一年間かけて準備してきた成果が披露できてうれしい」と述べた。
また、婦人会東京のスタッフは「すべての作品が見どころ。43回継続して開催できていることが何よりもの誇り」と語った。
開会式には、婦人会中央本部の劉代永会長をはじめ、民団東京本部の朴康一副団長、朴昭男議長、張界満監察委員長、公館からは駐日韓国大使館の金賢淑総領事、みんだん生活相談センターの金昭夫所長、東京日韓親善協会連合会の保坂三蔵会長夫妻ら来賓が参加して華やかにテープカットが行われた。
辺恵聖会長は「芸術や伝統文化には私たちに喜びや感動、心の安らぎをもたらして人生を豊かにする大きな力がある。会場に飾られた作品は、婦人会の活動の一環として作った素晴らしい力作。今回は婦人会千葉支部と東京韓国学校からも素晴らしい作品が寄せられた。充分に作品を楽しんでほしい」と述べた。