掲載日 : [19-09-20] 照会数 : 10954
民団栃木が多胡碑探訪
[ 多胡碑記念館で ]
【栃木】毎年、韓半島ゆかりの歴史遺跡を探訪している民団栃木本部(崔龍治団長)。16日は群馬県高崎市の多胡碑を研修先に選んだ。
多胡碑は奈良時代初頭の和銅711年、多胡郡が上野国14番目の郡として建設されたことを記念して建てられた古碑。国の特別史跡にも指定されており、山ノ上碑、金井沢碑とともに「上野三碑」と総称される。建郡に際しては羊(ひつじ)と呼ばれる胡人(渡来人)が大きな役割を果たしたとされる。記念館で元吉井町役所職員から説明を受けた。
多胡碑に先立って多くの貴重な朝鮮近代書画を所蔵する県内の佐野郷土博物館にも立ち寄った。団員41人が参加。見学後、越後湯沢温泉で親睦を深めた。