掲載日 : [20-02-05] 照会数 : 12268
23年ぶり「東京ビビンパクラブ」再結成
[ 舞台中央で熱唱する朴保さんとチャンゴ・ボーカルの卞仁子さん ]
韓日混成ユニット「東京ビビンパクラブ」が1月31日、東京・下北沢のライブハウス「CLUB Que」で再結成コンサートを開いた。メンバー5人が全員そろってのセッションは実に23年ぶり。
演奏曲目はオリジナルの「東京アリラン」「いろは」のほか韓国民謡、日本民謡、坂本九の歌謡曲までバンド名さながらのごっちゃまぜ。曲調もロックからレゲエ、アフリカンビートまで幅広い。アンコールの韓国民謡「ペンノレ」「トラジ」など3曲を含めて約20曲を熱唱した。会場には「結成コンサートからずっと聞いている」という熱心なファンも含め120人が詰めかけ、最後まで声援を送った。
「東京ビビンパクラブ」は音楽プロデユーサーの春日ハチ博文さん(ギター)が朴保さん(ボーカル、ギター)、卞仁子さん(ボーカル、チャンゴ)、呉在秀さん(ドラム)、寺岡信芳さん(ベース)の4人に呼びかけて92年に結成した。それぞれ別に活動の場を設けながらも時々集まって演奏していたが、呉さんが亡くなってから一時的に活動を休止していた。
この日の再結成を記念して旧譜全曲に新曲4曲を加えたセカンドアルバム「タイムカプセル」が先行リリースされた。
3月9日は大阪市北区堂山町1丁目のモンテビルB1「バナナホール」で「復活祭」を開催する。ゲストは「浪花の歌う巨人パギやん」。前売3500円(当日4000円、共に+ドリンク)。