尹錫悦大統領は22日、ソウル市内のホテルでパリ五輪選手団を招いて激励会を開き、健闘をたたえた。激励会には五輪出場選手と指導者をはじめ、 文化体育観光部の柳仁村長官と張美蘭次官、大韓体育会の李起興会長、大韓アーチェリー協会の鄭義宣会長、大韓卓球協会の柳承敏会長、各競技団体の関係者、鎮川国家代表選手村の職員、韓国スポーツ科学院の研究員のほか、五輪期間中に現地に派遣された調理師らと警察官など約270人が招待された。
パリ五輪で金メダル5個獲得を目標に掲げていた韓国選手団は歴代最多タイの13個の金メダルを含む32個のメダルを獲得し、メダルランキング8位を記録した。
尹大統領はあいさつで「皆さんのおかげでパリ五輪期間中はとても幸せで元気が出た」と話しながら五輪10連覇の偉業を成し遂げたアーチェリー女子団体の記録については「おそらく破られないだろう」と述べた。
激励会では、選手144人と指導者90人全員に「国民感謝メダル」も贈られた。五輪期間中、国民に感動を与えた選手たちへの感謝を伝えるという意味が込められ、表には「Team Korea」、裏面には「2024パリ五輪で大韓民国の代表を務めたあなたはわれわれ皆の英雄です」と刻まれている。
会場では、人気グループ、SEVENTEENのユニット・BSS(ブソクスン)とガールズグループNewJeans(ニュージーンズ)などの公演も行われた。