在日同胞の高校生を対象に夏休みを活用して全国の同世代が連帯を広げる「2024 Kカルチャースクール」(主催:在日本大韓民国民団、後援:在外同胞庁)が19日から3泊4日の日程で東京で開催された。
昨年までは「文化探訪スクール」として開催していたが、今年は「Kカルチャースクール」に模様替えし、韓国の言葉や歴史を総合的に学べる企画を用意した。
北は北海道から、南は長崎県まで全国から28人が参加した。昨年の「文化探訪スクール」に続き2年連続で参加する生徒たちも多く、成長した姿での再会を喜びあう場面も見られた。 22日までの期間中、民団中央本部文教局の李相哲局長の「在日史」講演を皮切りにネイティブ講師による「韓国語教室」や東京都港区の「在日韓人歴史資料館」見学、横浜市の宝生寺にある「関東大震災韓国人慰霊碑」も訪れ、震災時に様々な理由で命を奪われた韓国人犠牲者を偲んだ。
また、在日3世映画監督の全辰隆さんを招き「北送問題」について学んだり、新大久保散策や班別討論会、全体交流会で親睦を深め合った。