駐日韓国大使館(朴喆熙大使)は2日、「国軍の日」(10月1日)と「開天節」(建国記念日、10月3日)を記念して東京のホテルニューオータニで「国慶日レセプション」を開いた。
首都圏の民団と傘下団体幹部、韓人会などの在日同胞と各国大使館の代表、日本側からは日本側から鳩山由紀夫元首相や中谷元防衛相、柘植芳文外務副大臣、公明党の石井啓一代表、日韓議員連盟の武田良太幹事長、日韓経済協会の佐々木幹夫会長など約1200人が参加した。
朴喆熙大使は、来年の国交正常化60周年を機に両国の未来の世代に新たな協力ビジョンを提示する必要があると強調しならが1998年の金大中大統領と小渕恵三首相が未来志向をうたった「韓日パートナーシップ宣言」を発表した時と比べ、変化した環境などを反映した新たな協力のビジョンを提示することが今の世代の使命だと述べた。
朴大使は「揺らぐことなく、後退しない韓日関係を築くため、両国関係の発展の恩恵を多くの国民が体感できるよう両国が互いに努力しなければならない」とし、行事の出席者に支持を求めた。