婦人会中央本部(劉代永会長)は15日、都内のホテルで創立75周年を記念する「輝かしき75周年の歴史を次世代に繋ぐ式典」を開いた。全国から33本部の婦人会や民団主幹部、日本の来賓ら約700人が出席した。
劉会長は開会式で「1949年6月15日に中央本部が結成され、初代の呉基文会長をはじめ歴代の先輩らの汗と血の涙があったからこそ11代目の私が存在する。75周年は単なる通過点にすぎない。更なる飛躍を誓い、100周年に繋がるよう一層努力する」と新たな決意を述べた。
金建希・大統領令夫人が「在日同胞社会の和合と韓日両国の国民の心を繋ぐ役割をしてきた」と婦人会活動を高く評価するビデオメッセージが紹介された。民団中央本部の金利中団長は「来年は韓日国交正常化60周年。民団と共に草の根親善活動に努め、韓日間の懸け橋として未来志向的な関係発展に寄与しよう」と呼びかけた。
朴喆熙駐日大使は「韓国戦争時の慰問と救援、東京五輪後援、ソウル五輪の1日10円募金などの本国貢献を大きな拍手を送る」と称賛した(金延珍領事課長代読)。日韓親善協会中央会の河村建夫会長、韓日親善協会中央会の金泰煥会長らの祝辞の後、婦人会活動に功績があった幹部らに女性家族部長官表彰、駐日韓国大使表彰、民団中央本部団長賞が手渡された。
崔金粉顧問の音頭で韓国、民団、婦人会にエールを送る万歳三唱が声高らかに唱和された後、会食、懇親の時間をもった。
第二部では金美仙さんのカヤグム演奏や金嶋昭夫さんの演歌熱唱を楽しんだ。韓国の民謡が流れると婦人会お得意のオケチュムが飛び出した。