山口下関支部
【山口】民団山口下関支部(鄭正幸支団長)は9月28日、下関市内で2024年敬老会を開いた。毎年70歳以上の高齢団員を招待し、今年は41人が参加した。鄭支団長は「暑い夏を乗り切り、参加していただき感謝する。ゆっくり食事を楽しんで」と挨拶した。
山口本部の姜昌憲団長は松下幸之助が採用試験で使った「皆さんは運がいいと思うか」という逸話を引用し、「運が悪いと答えた人は、どんなに成績が良くても、不採用にした。運が良いと思う人は、その後の人生でも運に恵まれるということです。運の良い人を採用するか。運の悪い人を採用するか。運も実力だということ。運が運を呼ぶという言葉もある。今日ご参席の皆様は運が良いと答えたと思います。幸運に満ちた未来と千寿万寿を祈念する」と参加者を激励した。最高齢者は今年88歳の鄭寿仙団員で特別賞が手渡された。
京都左京支部
【京都】民団京都左京支部の敬老会「在日韓国人の相続~争族に備える終活~」・懇親交流会が9月29日、同支部会館で開かれた。75歳以上の団員が対象で90歳以上の団員1人を含め26人が参加した。
金高子支団長は「コロナが広がり、昨年までは支部役員と家庭訪問で記念品を贈呈した。今年は支部に集まっていただき、お会いできて嬉しく思う。知っているようで知らない相続問題の理解を深め、いざという時に慌てずに行動ができればと思う」と挨拶した。
続いて裵貞嬉弁護士が韓国と日本の法律の違いや高齢者になった今、確認しておくべきこと、実際の事例などを踏まえてわかりやすく説明した。 宋基泰左京支部常任顧問(本部常任顧問)の乾杯の発声の後、婦人会メンバー準備した韓国の手料理を美味しくいただいた。また、「左京支部のあゆみ」を編集したDVDを鑑賞した。参加者からは「みんなと顔合わせることができて嬉しい。民団や婦人会に参加していた若い頃のことを思い出した。楽しく過ごせた」と喜びの声が聞こえた。
民団茨城本部
【茨城】民団茨城県本部(金桂一団長)の2024年度秋季高齢同胞慰安会兼敬老者慰安会が9月14日、かすみがうら市の果樹園で開催された。美味しいぶどうと梨狩りをした後、団員が経営する焼肉店で懇親の食事会を開いた。
6支部から80人が参加した。孫を含めて3世代で参加する家族の姿もあった。最高齢者は92歳で80歳以上の参加団員5人記念品を贈呈した。
車の運転ができない高齢参加者のため、本部・各支部の支団長らの協力のもと車の送迎を事務局が担当し、無理なく参加者を募ることができた。
民団埼玉本部
【埼玉】民団埼玉県本部(崔洛文団長)は9月14日、県本部会館ホールで県内に居住する75歳以上の団員を招き、健康で長寿を祈る「萬壽無彊・敬老会」を開催した。当日約60人が出席した。
崔洛長は「長い間、同胞社会と民団組織の発展に寄与してこられた功労に対して感謝を表するとともにこれからも健康で楽しく意義ある毎日を過ごして下さい」と挨拶した。婦人会県本部の金順子会長も「健康に気をつけ有益な日々を送られるよう祈ります」と述べた。 続いて景民杓常任顧問が「健康で若く生きよう今から」とのテーマで長生きする人の毎日の日課作りについて講演。「100歳時代を迎えて常に健康で幸福な人生を享有するよう願う」と語った。婦人合唱団の韓国民謡・民謡劇踊りが敬老者を慰労した。敬老者には記念品と埼玉教育院が用意した韓国お餅も配られた。