2001年に東京のJR新大久保駅ホームから転落した人を救おうとして線路に飛び込み、死亡した韓国人留学生の李秀賢さん(当時26)の母、辛潤賛さんに日本政府から旭日双光章が贈られることが分かった。在韓日本大使館が8日までに明らかにした。
辛さんは、故李秀賢さんを顕彰するために設けられた「LSHアジア奨学会」の名誉会長を務める。同奨学会は日本で学ぶ1000人を超えるアジアの留学生を支援してきた。大使館側は、辛さんが日本と韓国の友好親善や相互理解の促進に貢献したと説明している。
2019年に亡くなった辛さんの夫で故李秀賢さんの父、李盛大さんも2015年に旭日双光章を受章している。