在日本大韓体育会中北本部(南茂会長)の第52回定期総会は5月22日、名古屋市の民団愛知本部会館で開催した。任期満了に伴う役員改選では新会長に前監事の成在浩氏が選出された。
活動報告、決算、監査報告をはじめ、新年度活動方針案、予算案が原案通りに承認された。
新年度活動方針として①ボウリング大会②モルックやゴルフ大会など民団と共催③民団支部のスポーツイベント支援など、民団と傘下団体、競技団体と連携したスポーツ大会の協力などを決めた。
あわせて来年、愛知県で開催される第20回アジア競技大会に向けて、韓国選手団への応援など、在日同胞と地域スポーツ振興に注力していく。
この後、任期満了に伴い役員が総辞職。南茂会長は「この3年間、コロナ禍の中でも継続してきたボウリング大会や民団と共催したゴルフ大会など、スポーツを通じた地域同胞の交流を深めてきたが、支えていただいた会員や役員の皆さんに深く感謝している。私自身の力不足もあり、皆さんの期待に十分応えたとは言い切れないと感じている。新体制ではさらなる活性化を期待しており、私自身も一会員として後方支援を継続していきたい」と離任のあいさつを述べた。
新会長には前監事の成在浩氏が満場一致で選出されたほか、監事には朴雅貴、徐暢烈の2氏が選出された。
成新会長は「伝統ある中北体育会の会長という責任の重さを感じている。来年、愛知・名古屋アジア大会が開催されることもあり、ここ愛知でもスポーツ熱の高まりを期待しながら、体育会中北としても青年会や青年商工会など若手世代と手をつなぎながら、スポーツを通じた在日同胞の連帯と次世代選手の発掘に努力していきたい」と熱意を述べた。
総会には体育会中央本部の鄭眞一専務理事、民団愛知本部の李豊宏団長と蔡駿二議長、成功監察委員長、民団岐阜本部の金尚道団長、婦人会愛知本部の李南春会長、青年会愛知本部の金直哉会長、愛知韓国商工会議所の名古屋韓国学校の金栄官理事長らが参席し激励した。