民団愛知本部(李豊宏団長)は7日、大野遊会として「モルック大会」を桑名市の輪中ドームで開催した。県下13支部から昨年の第1回目を3倍も上回る550人120チームが参加し、幼児からお年寄りまで楽しい時間を過ごした。 領事館チームや民主平統諮問会議&中部韓人会チーム、民団三重本部(洪光子団長)チームもエントリーした。
「モルック」はフィンランド発祥のスポーツ。円柱状の棒(モルック)を1~12本の木製ピン(スキットル)めがけて投げ、倒れた本数または倒れたピンに書かれた数字を競うもので、年齢問わず老若男女が競技を楽しむことができる。
同行事の開催は、コロナ禍であらゆる行事が中止になった当時、安全で団員交流ができる行事を模索していたところ目にし、2021年10月に同本部実務者と青年会で試験大会を実施した。7人の参加だったが、体力を使わず年代も問わないことから、モルックを本部で買い揃えて各支部に配布し、競技の楽しさを広めていった。その後、正式な大会として昨年からスタートした。
李団長は「今日は一日、汗を流して楽しい時間を過ごして」と挨拶。金星秀駐名古屋韓国総領事も「皆さん、がんばってください」と激励した。