民団中央本部が主催する第70回顕忠日追念式(後援・在外同胞庁)が6日、韓国中央会館で執り行われ、1950年に勃発した韓国戦争で犠牲になった在日学徒義勇軍同志会の遺族をはじめ民団中央、東京、婦人会の幹部ら約150人が犠牲者に献花した。
金利中団長は追念辞で「6・25韓国戦争勃発から今年で75年。在日学徒義勇軍として祖国救国のために在日学生、青年が立ち上がり、犠牲になった。義勇軍の生存者は3人と聞いている。尊い犠牲の上に今日の大韓民国があることを忘れず、私たちは韓半島の平和統一にまい進しよう」と強調した。
朴喆熙駐日大使は「大韓民国の自由と民主主義を守り、国民の生命を守った在日学徒の愛国精神を称え、日本で追念式が執り行われるのは意義深い。北韓の核やミサイル、ロシアのウクライナ侵攻など、国際情勢は緊張の中にあるが、揺れず、後戻りしない成熟した韓日関係と韓米同盟の安保強化で世界平和に寄与しよう」と訴えた。
参列者一同が犠牲者に哀悼の献花と祈りを捧げた。
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