

【天安】民団中央本部の第40代団長を務めた丁海龍中央本部元常任顧問の安葬式が9月24日、韓国・天安市の「国立望郷の丘」で営まれた。
安葬式には中央本部の金利中団長をはじめ民団関係者らが参列、哀悼の意を表した。
故人は1955年、在日韓国青年同盟東海本部の代表委員を皮切りに、同愛知県本部の委員長を経て、67年から民団愛知本部の事務局長、中央本部組織局長、愛知本部副議長を歴任した後、80年に中央本部事務次長(現事務副総長)、事務総長、副団長を経て、91年に朴炳憲団長の後継として、第40代中央本部団長に就任した。
父は第17~19代中央団長を歴任した丁賛鎮氏で、民団初の親子中央団長だった。
1990年に体育勲章「猛虎章」、2009年に国民勲章「無窮花章」を受勲した。
特に69年の中央組織局長時代には協定永住権申請運動の先頭に立ち、多くの申請実績を残すなど、80年代半ばには指紋押捺撤廃など、外国人登録法改正運動の際、「指紋押捺の留保」を提唱し、自ら留保を決行した。