
【ソウル】国民体育振興公団(河亨柱理事長)は9月17日、ソウルのオリンピックパークテルで在日同胞母国修学生奨学証書伝達式を実施し、修学生29人に計1億ウォンの奨学証書を手渡した。記念式には河理事長をはじめ金利中民団中央本部団長、同公団役職員など関係者400人が出席した。
金団長は「国民体育振興公団がソウル五輪の開催成功やオリンピックパークテル設立を支援した民団の貢献を忘れず奨学金の支援をしていただいている」と感謝の意を表した。
1988年のソウル五輪開催当時、在日同胞が寄付した524億ウォンのうち余剰金210億ウォンでオリンピックパークテルが建設された。パークテルを管理する同公団ではソウル五輪の成功に大きく貢献した在日同胞社会に報いようと、民団を窓口として2010年から在日同胞の母国修学生を対象にした特別奨学金やオリニジャンボリーなどを支援してきた。