文在寅大統領は23日、国賓として来韓中のスペイン国王フェリペ6世と青瓦台で首脳会談し、両国関係の発展や実質的な協力の拡大策などについて意見交換した。
両首脳は1950年の国交樹立以来、政治、経済、文化、人的交流など多方面で両国が緊密な友好協力関係を発展させてきた点を高く評価し、来年、国交樹立70周年を迎えるにあたり互恵的協力をさらに拡大することにした。
会談でフェリペ6世は韓半島の平和のための文大統領の意思と努力を評価し、文大統領はスペイン政府が韓半島の平和定着のための韓国政府の努力を一貫して支持してきたことに謝意を伝えた。
両首脳はまた、両国国民の活発な交流が必要という点で一致し、働きながら勉強や旅行ができる「ワーキングホリデー」制度の協定が昨年発効したことを機に両国の人的交流がさらに拡大することを希望した。
会談後、両国は「相互訪問の年」の指定や世界遺産の広報分野での協力強化などに関する了解覚書(MOU)を締結した。
【聯合ニュース】