掲載日 : [23-08-24] 照会数 : 3617
学生会を「先生」に 夏休み思い出づくり「サマーブレイク学童」
[ 中学生に数学の指導する金佳恋副会長 ]
[ 修了式 ]
在日同胞子弟が東京・港区の韓国中央会館で8月23日まで3日間、夏休み最後の思い出づくりに励んだ。「サマーブレイク学童」と題して民団中央本部が企画した。
小・中学生8人が参加。学生会中央本部メンバーの指導のもと、韓紙工芸や算数、英語、歴史の宿題に取り組んだ。遊園地での野外学習では覚えたばかりの韓国語を使って楽しんでいた。
担当局の徐順子文教局長は「かねてから学童保育のようなものをやってみたいと思っていた。保護者と学生会中央本部の協力があって初めて実現できた」と喜んでいた。定例化にも意欲を燃やしている。
家庭教師の経験がある学生会中央本部の金佳恋副会長(青年会神奈川本部会長兼任)は「夏休みに子どもたちが集まって仲間づくりすることに意味がある。中央だけでなく、地方にも広がってくれたら」と期待を込めた。
最終日には全員に「先生一同」から手作りの修了証と記念品が贈られた。