葬儀は家族葬で行う。ソウル市内の病院に設けられた葬儀場では、故人と遺族の意向により近親者と一部の政財界関係者のみ弔問を受け付けており、財界関係者らが続々と弔問に訪れている。
葬儀場の入口は「静かに故人を哀悼したいとの遺族の意向に沿い、弔問と弔花は丁重に辞退します」と記されたパネルが設置され、一部の弔問客は外で故人を悼んで帰る姿も見られた。
喪主は次男の具本綾(ク・ボンヌン)喜星グループ会長が務める。17日に出棺する。
具滋暻氏はグループ創業者の長男。1970年に2代目会長に就任した当時のグループ規模は8社、年間売上高270億ウォン(現在のレートで約25億円)だったが、25年で約30社、売上高38兆ウォンの財界3位のグループに成長させた。海外進出にも積極的で、各地にLG電子やLG化学の現地工場を設立し、グローバル企業に飛躍する礎を築いた。95年に長男の具本茂(ク・ボンム)氏に経営を引き継ぎ、名誉会長に退いた。本茂氏は昨年5月に73歳で死去し、現在は4代目の具光謨(ク・グァンモ)氏が経営を担っている。
【聯合ニュース】