掲載日 : [19-02-20] 照会数 : 10557
詩人尹東柱を偲ぶ 母校立教大学で集い
[ 尹東柱の代表作「序詩」を朗読する350人参席者たち ]
日本の植民地支配下、母語で清冽な詩を書き残した尹東柱を追悼する集いが17日、尹の母校でもある立教大学チャペル(豊島区西池袋)で営まれた。会場は尹の詩を愛する韓日のファン350人でいっぱいになった。
金大原司祭がキリスト教の礼拝式で祈りを捧げると、2人の朗読者が舞台に立ち、6編の作品を代わる代わる韓日両国語で読み上げた。なかでも「いとしい追憶」は尹が在学中、大学の便せんに書き残したことで知られる。最後に「序詩」を会場全体で朗読し、「アリラン」斉唱で第1部を締めくくった。
第2部は韓国フォーク界の重鎮で、尹の親族でもある尹亨柱によるミニコンサートが行われた。