掲載日 : [20-03-16] 照会数 : 11328
仁川空港の検疫を視察した駐韓外交団「韓国はよく対応している」
[ 13日午前、駐韓外交団が仁川国際空港第1ターミナルを訪問し、出入国検疫手続きに関する説明を聞いている。[写真 韓国外交部] ]
[ 発熱を検知するためのカメラについて説明を受ける各国の外交官=13日、仁川(聯合ニュース) ]
海外メディアが韓国政府の新型コロナウイルス感染症への対応に注目し始めた中、韓国外交部が13日、駐韓外交使節団を招請して仁川空港の出入国検疫手続きを紹介した。
韓国旅行客の入国を制限する国がこの日午後基準で126カ国・地域にのぼる状況で、各国が韓国に対する過度な入国制限措置を自制するよう政府レベルの努力を説明するためだ。この日、仁川空港第1旅客ターミナルで午前と午後の2回にわたり行われた参観には、米国や中国など約40カ国の駐韓外交団が参加した。日本大使館からは参加しなかった。
外交部当局者は「この方たちは韓国がどのようにしているかを本国に報告して意見を伝える」とし「特に出入国の部分に関心があるようだったので、直接現場に行って見ようという趣旨で準備した」と伝えた。
外交団は出国時の3段階の発熱チェック過程を確認した後、入国場所に移動して特別入国手続き現場を参観した。仁川空港はすべての出国者に対してターミナル出発フロア進入、チェックイン、搭乗口の3回にわたり37.5度以上の発熱の有無を確認している。
また中国、香港、マカオ、日本、イタリア、イランなどから入国した乗客に対しては、発熱検査と同時に健康状態の質問書を提出させる特別入国手続きを適用している。入国者は14日間の健康状態をモニタリングできる自宅診断アプリも設置しなければいけない。15日からはフランス、ドイツ、スペイン、英国、オランダ、欧州5カ国から到着した乗客も特別入国手続きに踏むことになる。
現場に参加した駐韓外交団は「現場で見るのと、説明だけを聞くのとは違う」「韓国はよく対応している」という反応を見せたという
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