掲載日 : [23-07-21] 照会数 : 3399
在外同胞庁が主催しキャンプ 全世界から母国研修
[ 「2023在外同胞青少年母国研修」第1次キャンプの開会式 ]
【天安】在外同胞庁(李基哲庁長)は、「2023在外同胞青少年母国研修」を7月10日から8月13日までの2回に分けて開催する。
「在外同胞青少年母国研修」は、在外同胞青少年に母国の社会・文化・歴史などを体験できる機会を提供し、韓民族アイデンティティを高め、国内外青少年間交流を通じて相互連帯感を深める全世界同胞青少年を対象にしたキャンプだ。
1998年「在外同胞大学生母国巡礼研修事業」からスタートし、2001年からは「青少年・大学生母国研修事業」に定着させた。2022年までは在外同胞財団主催で展開されてきたが、今年からは新しく発足した在外同胞庁が主催し、在外同胞協力センターが主管、韓国YMCA全国連盟が総括運営する。
「アンニョン(Safe&Peace)」というテーマで開かれる今年のキャンプには満14~18歳の在外同胞および国内青少年1208人が参加する。
1次研修は10日から16日まで天安、安東、群山、済州などで行われ、在外同胞345人、国内滞在在外同胞163人、サポーターズ70人など計588人が参加した。
在外同胞庁崔泳漢次長は開会式のあいさつで、「今回の研修を通じて多くの在外同胞青少年が韓国人としてアイデンティティを涵養し、母国との絆を深める契機になってほしい」と激励した。
2次キャンプは8月7日から13日まで始興、公州、木浦、浦項などで、計620人が参加予定。
天安独立記念館での開会式をスタートに、安東河回タルノリ、伝統市場訪問、水原華城見学などの地域探訪のほか都市森体験、景福宮・韓屋村見学などソウル都心探検、K‐POP公演、ホームステイなどで、韓国文化を体験し母国に対する理解を広げていく予定だ。