掲載日 : [23-05-15] 照会数 : 4151
韓国「伽耶古墳群」が世界遺産登録へ
[ 伽耶古墳群の位置図(文化財庁提供) ]
韓国の文化財庁は11日、ユネスコ諮問機関の国際記念物遺跡会議(イコモス)が韓国南部にある伽耶古墳群(Gaya Tumuli)を世界文化遺産に登録するよう勧告したと発表した。
7カ所の遺跡で構成されている伽耶古墳群は慶尚北道の高霊池山洞古墳群、慶尚南道の金海大成洞古墳群、咸安末伊山古墳群、昌寧校洞と松ヒョン洞古墳群、固城松鶴洞古墳群、陜川玉田古墳群、全羅北道の南原酉谷里と斗洛里古墳群で構成。いずれも国の文化財史跡に指定されている。
イコモスは各国が推薦した世界遺産の登録候補を調査し、登録の可否などを勧告する。イコモスが登録を勧告すれば、世界遺産委員会でほぼ登録が決定する。
伽耶古墳群は、9月にサウジアラビアのリヤドで開かれる世界遺産委員会で登録されるかどうかが正式に決まる。