新天地の大邱教会と清道デナム病院では、前日の20日までに計58人の感染者が発生した。
先月31日から今月2日にかけては新天地の教祖の兄の葬儀がデナム病院で営まれ、少なくない信者が参列したとされる。強い感染力を持つ「スーパースプレッダー」とみられている韓国で31人目の感染者も、この葬儀場を訪れた可能性が取り沙汰されている。
この状況を受け、文大統領はこの教会と病院に対する迅速かつ徹底した対応を取り、被害を最小化すべきとの認識を強調した形だ。
一方の丁首相は、大邱と慶尚北道を「感染症特別管理地域」に指定し、防疫対策を集中的に実施する計画などを報告した。
21日午前9時の時点で、韓国国内での感染者数は計156人となっている。
【聯合ニュース】