掲載日 : [23-01-18] 照会数 : 4413
【23新年会】関係再構築へ絶好の機会 両国来賓 あいさつ
[ 韓国側来賓、柳興洙氏(左)、鄭鎮碩氏(中央)、金星坤氏(右) ]
[ 日本側来賓、左から額賀福志郎氏、河村建夫氏、石井啓一氏、逢坂誠二氏、 小池晃氏、 鈴木宗男氏、福島みずほ氏 ]
韓国側来賓
韓日親善協会・柳興洙会長
昨年11月の韓日首脳会談で両国の懸案問題の早期解決に合意したのを受け、両国に関係改善への意思が見えるようになった。このような政治的変化は、まだ葛藤の中にいる両国が問題を解決する絶好の機会であり、今年が困難を克服し両国関係が改善される1年となることを祈る。
韓日議員連盟・鄭鎮碩会長
昨年の2度にわたる韓日首脳会談以来、両国の同じ考えを持つリーダーが先頭に立っており、今後は両国関係が新しく飛躍するはず。その意味で今年は特に両国議員が虚心坦懐に対話を続け、懸案事項が本格的に解決の局面を迎えられるように最善を尽くしていきたい。
在外同胞財団・金星坤理事長
在日同胞が韓日の歴史上の葛藤を解き放ち、北東アジアと韓半島の平和のため、和解の懸け橋となるよう最善の役割を果たすことを望む。同胞社会において最も重要なことは、現地化されていく次世代のアイデンティティ教育であり、日本と世界を胸に抱くグローバルコリアンとなるよう育成に取り組んでほしい。
日本側来賓
日韓議員連盟・額賀福志郎会長(自由民主党)
昨年、3年ぶりに議員連盟の総会を開催し北韓の脅威および中国の圧力に対し、日米韓が共同歩調をとっていくとの共同声明を採択した。また昨年11月のアセアン会議では日韓、日米韓がアジアの平和への貢献を確認し合った。
今年は日韓パートナーシップ宣言25周年を迎える。両国が経済、国民間の友好の面で最も良い関係にあった時期であり、その関係を取り戻すために互いが協力し頑張っていかなければならず、両国政府がしっかりと決断していくべきだ。
日韓親善協会中央会・河村建夫会長
日韓関係の改善へ動き始めたこの機会を逃さないように、今年は草の根からの親善を強化したい。また、徴用工問題で韓国側が努力をしており、日本は何をなすべきか考えていきたい。今年こそは親善の年にしよう。
公明党・石井啓一党幹事長(衆議院議員)
昨年は韓国を訪問し尹錫悦大統領とお会いし、韓日議員連盟とも会談を行い成功裏に終えることができた。尹大統領は今年こそは最も良かった日韓関係の状態にしようと強調していたが、私たちもそのような関係に戻すのに最善を尽くしたい。
立憲民主党・逢坂誠二党代表代行(衆議院議員)
日韓両国は仲良くしなければならないし、対立していいはずがない。お互いが工夫、努力する必要がある。きょうのこの場は現状を打開し困難を乗り越えていくことを確認する場にしよう。
日本共産党・小池晃党書記局長(参議院議員)
国連がヘイト問題と地方参政権で勧告を出したが、民団のこれらの運動を全面支援、とくに地方選挙には投票できるように努力したい。日韓友好のためには過去への真摯な反省の上に立って、軍事でなく外交努力で解決していくことが重要だ。
日本維新の会・鈴木宗男党副代表(参議院議員)
日本では挨拶は短く、幸せは長くといいます。明けましておめでとうございます。
社会民主党・福島みずほ党首(参議院議員)
半島の平和のためにも日本の軍事大国化を阻止し平和国家として平和外交に徹しなければならない。民族差別をなくすよう国連の勧告が出されたが、この日本で共生社会が実現できるよう共に未来をつくっていきたい。