掲載日 : [23-01-27] 照会数 : 4634
尹大統領、8日間のUAEとスイスの訪問を終え、帰国
[ 帰国した尹大統領 ]
<尹大統領がUAEと300億ドルの対韓投資協約>
尹錫悦大統領がアラブ首長国連邦(UAE)を国賓として訪問
UAEは300億ドルの対韓投資決める
後続措置が本格化
韓国大統領府は1月16日、アラブ首長国連邦(UAE)を国賓として訪問中の尹錫悦大統領が、ムハンマド・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン大統領と首脳会談を行ったと発表した。
会談では、両国間の 「特別戦略的パートナーシップ関係」を最高水準に発展させることで合意したほか、 UAEが政府出資の国富ファンドを通じ、原発や防衛産業、水素・太陽光エネルギーなど、両国の戦略的な協力分野で韓国企業に対して300億ドルを投資することが決定した。
今回の尹錫悦大統領のUAE、ダボス会議(スイス)歴訪には、韓国の100余企業の代表団も同行した。
大統領室は18日の記者説明会で、「民・官ワンチームの経済外交で歴代最大の歴訪成果を挙げた。韓国・アラブ首長国連邦首脳間の信頼が歴訪成果のけん引車だ。」と評価した。
尹錫悦大統領のUAE・スイス歴訪の成果が目に見える民生改善効果につながるよう、「韓国・UAE投資協力プラットホーム」の構築を初めとする具体化作業が本格化する。
金恩慧・大統領室広報首席秘書官は、24日の書面ブリーフィングで、「歴訪に同行した100余企業の代表団は、韓国の1号営業社員である尹錫悦大統領と共に、砂漠の国からスイスのダボスまで、チーム・コリアを世界に刻印した主役だ」と強調した。
尹錫悦大統領は21日午前、8日間のアラブ首長国連邦(UAE)とスイスの訪問を終え、ソウル南方の京畿道・城南のソウル空港に帰国した。
尹大統領は今年最初の外遊で「経済外交」に力を入れた。14日から17日まで、韓国大統領としては初めてUAEを国賓として訪問し、300億ドル(約3兆8500億円)の投資を誘致したほか、48件の了解覚書(MOU)を締結した。
スイスでもトップセールスに注力。世界経済フォーラム(WEF)の年次総会(ダボス会議)に韓国大統領としては9年ぶりに出席した。世界の主要企業の最高経営責任者(CEO)らと接触し、韓国への投資を要請した。