掲載日 : [18-09-06] 照会数 : 16388
「王仁博士青銅刻画碑台座高」改修除幕式を開催
[ 青銅刻画碑の前で記念撮影 ]
[ 王仁博士青銅刻画碑 ]
王仁博士青銅刻画碑建立3周年を記念する「青銅刻画碑台座高改修除幕式」(社団法人韓日文化親善協会主管、大韓民国文化体育観光部協賛)が5日、東京・台東区の上野恩賜公園内で行われた。
今回設置した台座は、同碑の表面に刻まれた韓国語と日本語の説明書きが下部にあって見づらかったために、韓国政府の支援を受けて作られたもの。同碑の下に新たに設けた台座は高さ約15㌢。
除幕式には、同協会の尹在明会長ら関係者約20人が参席した。尹会長はあいさつで「今日、韓国と日本の間で議論される歴史問題の中で、誰もが尊敬する王仁博士に関する歴史こそ話し合う価値がある。われわれは日本に漢字を教え伝えた王仁博士の功績を絶対に忘れることはできない」と述べ、その歴史的意義を強調した。
王仁博士は4~5世紀頃、日本に渡来して漢字(千字文)と論語を伝え、飛鳥文化を花咲かせた百済の学者として崇められている人物。上野公園には1939年に王仁博士顕彰碑が初めて建立され、2016年10月に青銅刻画碑が作られた。