掲載日 : [22-11-02] 照会数 : 4818
梨泰院事故犠牲者への献花後、尹大使と山口代表が懇談
[ 尹徳敏大使(右)と山口那津男代表(左) ]
11月2日午後、韓国ソウルの梨泰院圧死事故犠牲者を追悼するために韓国中央会館に設置した献花台を訪れた尹徳敏駐日韓国大使と山口那津男公明党代表が献花の後、中央会館内の民団中央団長室で懇談を行なった。
この日は、ソウルで開催される韓日・日韓議員連盟の合同総会に出席するため留守中の呂健二団長に代わって鄭夢周副団長と徐元喆事務総長が対応した。
懇談の中で、尹大使は 「事故現場がドラマ 『梨泰院クラス』 の大ヒットの影響で世界中から若者集まる観光名所であり、コロナ対策のマスク着用義務が解除されたことで日本人を含む多くの外国の方々が現場に集まっていた。悲惨な事故の犠牲になり非常に残念に思う」 と述べた。
山口代表は 「今回の梨泰院事故は二度と起きてはならない惨事であり、日本でも2001年の花火大会で同じような事故があったことから世界のどこでも起こり得る事故として再度安全対策に万全を期する必要がある」 と述べ今回の事故の痛ましさを強調した。また、韓日・日韓議員連盟の結成50周年を迎え3年ぶりに対面で行われる合同総会に出席のため韓国を訪問する議員団が真っ先に事故犠牲者の弔問に訪れる予定であることを明らかにした。
呂団長に代わって対応した鄭副団長は、先週末に高知県で行われた日韓親善協会の記念式典等の冒頭で犠牲者に対する黙祷が行われたことをあげ、韓国の悲痛な事故に対し、日本の方々も悲しみを共にしてくれたことに謝意を伝えた。