掲載日 : [22-12-09] 照会数 : 5133
民団長野局長が県立高校で課外講座「BTSの国韓国」
【長野】「BTSの国、韓国についてもっと知りたい」。松本市内の長野県松本美須々ケ丘高等学校の生徒たちの希望に応え、民団長野本部の金恵慶事務局長が2日、放課後に1時間の課外活動を行った。同本部によれば、公立高校からの講演依頼は初めてとのこと。
金局長ははじめに最近、若者に人気のある韓国の文化について概略を解説し、その文化をつくって消費している韓国人の特徴について言及した。
音楽ではBTSのヒーリングソング「マイクロコスモス」を聞きながら歌詞の意味を説明。話題がBTSで話題となった韓国の兵役制度に及ぶと、入隊初日の青年たちの生活ぶりについて映像で紹介した。
教職員からは「歴史の話も」との要望が出た。すると、金局長は在日韓国人、中国の朝鮮族、中央アジアの高麗人の成り立ちについても語った。
講演には参加を希望した学生15人のほか、民団に講義を依頼した担当の服部晃一教諭(探求指導部・地歴公民科)と志津亨校長も同席し、最後まで耳を傾けた。参加者には民団長野本部手作りのチャプチェと茶食をお土産にプレゼントした。