文大統領は30日早朝、自身の交流サイト(SNS)で母の死去を報告し、「永遠の安らぎと幸せを祈る」と書き込んだ。
また、「一生帰ることができない故郷(咸鏡南道)を懐かしみ、苦労もしたが、『でも幸せだった』という言葉を残した」とつづった。その上で、「特に、私が政治の道に入ってからは平穏ではない政治のど真ん中に立っていることを見て、最後まで気をもんだと思う」として、「別れの時間が近づいていることに気付きながらも頻繁には(母のところに)顔を出せなかった」と悔やんだ。
葬儀については、「家族や親戚のみで葬儀を執り行いたい」として、「多くの方々の弔意は心で受け止めることをご了承願いたい」と弔問は受けないと表明。「青瓦台や政府、政界もいつもと変わらず国政に臨むことを願う」とした。