会談の冒頭、文大統領は「近く3回目の朝米(米朝)首脳会談の準備のための実務交渉が開かれることに期待している」と述べた。
3回目の米朝首脳会談が実施されれば、「朝鮮半島非核化の新たな秩序がつくられる世界史的大転換になり、大きな業績になる」と強調した。
また、トランプ大統領の決断力を評価し、「トランプ大統領のリーダーシップにより南北関係が大きく発展し、米朝対話が続いている」と話した。
これに対し、トランプ大統領は「北朝鮮との関係は非常に良い。金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)との関係も非常に良い」と述べ、北朝鮮との交渉に対し、前向きな姿勢を示した。
また、「北朝鮮は長い間、核実験を行っていない」とした上で「今後どうなるか見守らなければならないが、(北朝鮮と)多くのことを出来ると思っている」と述べた。
北朝鮮が相次いで実施した短距離ミサイルの試射については、特に問題にならないとの見解を改めて示した。
文大統領とトランプ大統領による韓米首脳会談は今回が9回目。6月にソウルで開かれて以来、約3カ月ぶりとなる。
【聯合ニュース】