掲載日 : [19-09-18] 照会数 : 12359
大阪本部では監察機関の役割を学ぶ…本部と支部の監察機関役員
【大阪】民団大阪本部(呉龍浩団長)の監察機関研修会が15日までの2日間、大阪府泉南郡岬町の研修施設、「淡輪ハウス」で開催され、本部と各支部の監察機関役員37人が参加し、支部と本部監察機関の連帯を深めた。中央本部から梁東一監察委員長、金春植監察委員、李清鍵組織局長が参加した。
大阪本部の金明弘監察委員長はあいさつで、連休中の参加に謝辞を述べながら、「悪化が続く韓日関係は在日同胞と団員とって死活問題。避けて通れない問題だ。このことも含めて、民団の基本姿勢を確認してほしい」と呼びかけた。
中央本部の梁監察委員長は、「民団は在日同胞の生活を守ることを第一に、困難な時こそ中央本部を基軸に全国が一致団結して、韓日交流に尽力し、次世代に誇れる民団づくりを目指さそう」とあいさつ。
大阪本部の呉団長も、「未来志向でこの難局を乗り越え、民団発展のカギとなる支部活性化に全力投球しよう」とエールを送った。朴道秉議長からも激励のメッセージが寄せられた。
研修は、第1講演として「規約改正のポイントと留意点」について中央本部の李組織局長が各地方での事例などを紹介しながら解説した。次いで「監察機関の役割と課題」とのテーマで中央本部の金監察委員が講演した。
続いて、洪性仁常任顧問が「これからの民団の支部活動と監察機関に望むもの」と題して講演。組織の存亡は監察機関の双肩にかかっていることを力説し監察機関の重要性を訴えた。一方で教訓を切々と説きながら組織の在り方を熱く語った。