パリ五輪第4日は29日(現地時間)、射撃の女子10メートルエアライフルで韓国の16歳のパン・ヒョジン(大邱体育高校)が優勝し、韓国史上最年少の夏季五輪金メダリストとなった。また、パンは夏季大会で韓国通算100個目の金メダルという歴史的記録も達成した。
予選成績の上位8人が挑んだ決勝でパン選手は中国の黄雨婷と接戦の末に251.8店(五輪新記録)と同点に並んだが、シュートオフで 10.4点を的中させて10.3点を撃った黄雨婷を劇的に下した。
パン・ヒョジンは中学2年生だった2021年7月、友人の勧めで初めて銃を持った。2カ月後に開かれた大邱地域の大会で優勝すると、 今年3月パリ五輪国家代表選抜戦では全体1位で代表入りした。
アーチェリー男子団体決勝では、金優鎮(32、清州市庁)、金済徳(20、醴泉郡庁)、李雨錫(27、コオロンエクステンボーイズ)が地元フランスを5―1で下し3連覇を達成した。
韓国アーチェリー男子代表はこれで2016リオ大会、2020東京大会に続いて五輪3連覇を成し遂げた。最年長の金優鎮はアーチェリー史上初めて3大会連続で金メダルを獲得した選手になった。