韓国国立海洋遺産研究所が再現した朝鮮通信使船が7月31日午前、釜山市の龍湖ピョルピッ公園から日本に向かって出港し、同日に対馬港に入港した。
朝鮮通信使船が日本下関に行くのは1764年の11次使行(使節の行幸)以降、約260年ぶりのこと。
この日、釜山を出港した朝鮮通信使船は対馬に入港した後、8月8日に壱岐、16日に相島、21日に下関に順次入港する。その後、29日釜山に帰ってくる予定。
朝鮮通信使船は1607年-1811年に12回にわたり日本を行き来した船。今回再現された通信社船は長さ34.5メートル、幅9.3メートル、高さ5メートルで、帆柱と共に530馬力エンジン2つが搭載されている。