

昨夏日本一の京都国際高校(金政弘理事長、白承桓校長)が初代全国王者の鳥羽との決勝戦をサヨナラ勝利で制し2年連続4度目の夏の甲子園出場を決めた。京都国際は聖地で連覇を目指す。
同点で迎えた九回無死一、三塁から猪股琉冴捕手(3年)がサヨナラ打。1点を追う五回1死満塁からは4番・清水詩太内野手(3年)の遊撃への適時内野安打で1点差に。2点を追う八回2死二、三塁からは長谷川颯外野手(3年)の2点タイムリーで同点に追い着き試合を振り出しに戻していた。
先発・西村一毅投手(3年)は初回に先制2ランを浴びたものの、二回以降は立ち直り9回3失点で完投。5者連続三振を含む12三振を奪う熱投。低めのチェンジアップが効いた。25日の準決勝は143球で完投。中1日でのマウンドだったこの日は140球だった。