
キャプテン孫興慜(トッテナム、33)が6万4773人の韓国ファンの前でトッテナムでの「ラストダンス」を披露した。
孫興慜は3日、ソウルワールドカップ競技場で行われたニューカッスル・ユナイテッド(イングランド)との親善試合に先発出場し、後半20分までプレーした。交代の際には観客席からスタンディングオベーションが送られた。ピーチにいた両チームの選手たちも孫興慜に集まって一人ずつ抱擁し、ベンチに戻った孫興慜は熱い涙を流した。試合は1-1で終了した。
孫興慜は前日の記者会見で「この夏にチームを離れることにした。英語も話せなかった少年が男になって出ていく」と過去を振り返った。 記者会見で孫興慜は移籍先を具体的に明らかにしなかったが「(来年の北中米W杯が)自分の最後のW杯になるかもしれないので、すべてを注げる環境でなければいけない」と開催国の米国リーグへの移籍の可能性をほのめかしていた。
4日、複数の海外メディアは孫興慜の移籍先として米国のロサンゼルスFC(LAFC)が有力と報じた。孫興慜とLAFCはすでに契約に合意しており、来週中にも正式に発表するという。