掲載日 : [22-08-23] 照会数 : 7402
笑顔満開!3年ぶりのオリニキャンプ…青年会東京主催
[ 満面の笑顔で集合写真 ]
[ 開村式で国民儀礼を行うオリニ ]
[ ダンスなどのレクリエーションを楽しむオリニ ]
青年会東京本部(鄭昌晃会長)が主催するオリニサマーキャンプ2022が21日までの2日間、山梨県笛吹市石和温泉のリゾートホテルで開かれ、都内の同胞小・中学生33人とオリニの世話にあたるリーダー、サブリーダー運営メンバー40人余りの次世代たちが仲間づくりに励んだ。
コロナ禍が続く関係でこの2年間は開催を見合わせ、3年ぶりの開催となる。7月からコロナ禍第7波に突入し、一時は中止も検討したが、オリニ事業の大切さを認識し合う鄭会長をはじめとする新執行部たちの熱意が開催に結びつけた。
通年は定員を100人としていたが、規模を40~50人程度に縮小した。2泊3日だった日程も1泊2日に短縮した。
それでもリーダーやサブリーダー、運営スタッフは通年通りの人数を揃え、盤石の態勢を整えた。
3年ぶりの開催でもあり、青年会のOBでもある民団東京本部の李政幸文教部長、東京青商の文仁寿国際委員長や在外同胞財団の金采映駐在官が激励に駆けつけた。
また、地元の民団山梨本部もバックアップ。鄭ドンソル青年会長が運営スタッフとして加勢したほか、李正烔団長、鄭郁常任顧問、李讃雨事務局長らが待ち受け、山梨県特産の桃を持参しオリニたちを歓迎した。
自身もオリニキャンプ参加を皮切りに、サブリーダー、リーダー、スタッフを経た鄭会長は開村式で、「出発のバスで保護者たちが手を振ってるのを見て、懐かしくなって泣きそうになった。中央や他地方のオリニ事業中止が相次ぐ中、最後の最後まで開催を迷ったが、東京は実現させた」と3年ぶりに開催できたことを喜びながら、「毎年、このキャンプを楽しみにしていた。これがなかったら夏が終われない思いだった。みんなにも体感してほしいからこそ開催を決行した。この事業は絶対無くせない」とオリニイベントの大切さを述べていた。
オリニたちは6班に分かれて行動。ジェスチャー、韓国クイズ、ダンスタイム、スタンプラリーなどの企画を楽しんだ。また、ウェルカムパーティ後は宿所近くで開催していた「石和温泉花火大会」を観賞。夏の夜空を彩る約1万発の花火にオリニたちの歓声が続いた。