掲載日 : [22-09-26] 照会数 : 6361
「韓日祝祭ハンマダン」ソウルは3年ぶり対面で開催
[ ソウルは3年ぶりの対面形式での開催となった ]
[ 東京のオンラインによるK-POPコンサートはガールズグループの「PRIKIL」 ]
[ ボーイズグループの「T1419」(東京のステージ) ]
韓国人と日本人がひとつになって作り上げていく韓日交流イベント「第14回韓日祝祭ハンマダン(日韓交流おまつり)2022・イン・東京」が24日、3年連続でオンラインで開催された。
一方、翌日の25日、ソウルの総合展示場COEXで開催された韓国側の同イベントは、人数制限などの規制が解除されたことから3年ぶりに会場に観客を入れた形で開かれ、日本に関心を持つ韓国の若者などが大勢訪れた。
今年のスローガンは「また会える喜び」。
ソウルの開会式で駐韓日本大使の相星孝一氏は祝辞で、尹錫悦大統領と岸田文雄首相が先ごろ米ニューヨークで意義深い会談をしたと評し、日本側は尹大統領が両国関係改善に強い意欲を示していることを前向きに受け止めていると説明した。また、尹大統領の意欲が両国間の緊密な意思疎通につながっていると評価した。
会場には、日本に関心を持つ韓国の若者や家族連れなどが大勢訪れ、浴衣を着る体験ができるコーナーや、日本のお祭りの雰囲気を味わえるヨーヨー釣りのブースなどには長い行列ができた。
また、日本の人気漫画「鬼滅の刃」や世界的にヒットした韓国のドラマ「イカゲーム」をはじめ、アニメや映画などの登場人物を模したコスプレをした人たちの姿も多く見られた。
ステージでは韓日少年少女合唱団の公演や両国の伝統舞踊公演と伝統器楽演奏、K-POPとJ-POP公演などが行われた。
東京は新宿区の韓国文化院のホールで韓流に詳しい古家正亨さんとYumiさんによるMCでオンラインで進行した。
開会式は尹徳敏駐日韓国大使、日本側実行委員長の佐々木幹夫氏、韓国側実行委員長の孫京植氏の映像メッセージで幕開けした。
尹大使は「コロナ禍のため往来が困難なこともあったが、両国市民の交流は活発に行われていた。民間交流こそ、国家間の信頼と協力の土台だ。オンラインでも両国民が心を分かち合うことは大きな力となるでしょう」と強調、佐々木氏は「民間レベルの交流、足のついたおまつりをめざし、幅広い分野でより良い関係を築き、未来志向の両国関係に繋がることを願う」と、期待を寄せた。
津田沼高校合唱部の韓国楽曲合唱でステージ企画がスタート。この後、韓日交流ステージとして、サムルノリ、K-POPダンス、韓日交流クイズ大会、カヤグムと続き、メインイベントでもあるK‐POPコンサートはガールズグループの「PRIKIL」、ボーイズグループの「T1419」がトークも交えながらステージを飾った。