掲載日 : [22-10-22] 照会数 : 5319
京都国際の森下瑠大投手、DeNAが指名
[ 野球部員たちに胴上げされる森下瑠大投手 ]
[ 小牧監督(右)も日本を代表する投手になってほしいと激励 ]
プロ野球のドラフト会議が20日開かれ、DeNAが京都国際高校の森下瑠大投手を4位で指名し、交渉権を獲得した。
森下投手はこの日、京都市東山区にある高校で野球部員たちとドラフト会議を見守り、指名されると大きな拍手で祝福を受けた。
森下投手は、しなやかな投球フォームから投げ込む伸びのあるストレートが持ち味の左ピッチャー。2年生でエースだった昨年、春夏連続で甲子園に初出場し、夏はベスト4進出に大きく貢献し、当時からドラフト候補に挙げられていた。
新型コロナの感染拡大でチームが今年春のセンバツ大会は出場辞退したあと、森下投手は左ひじを痛め、ピッチングができない時期もあったが、夏の京都大会で復帰して、2大会連続の夏の甲子園出場に貢献した。
甲子園では1回戦で3回4失点と本来の力を発揮できなかったが、プロ野球のスカウト陣からは将来性を評価されていた。
記者会見で森下投手は「小さいころから憧れているドラフトで名前を呼ばれ、ほっとするとともに重みを感じています。DeNAは左のいい投手がたくさんいて競争も激しいので、勝ち抜けるように頑張りたいです。そして、球界を代表する投手になりたいです」と抱負。
24日にはDeNAの八馬幹典アマスカウトグループリーダーなど球団担当者2人が京都国際高校を訪れて、森下投手に指名のあいさつをした。
八馬アマスカウトグループリーダーは「高校生の左投手の中でも非常に高く評価している。将来が楽しみ」と述べていた。
【写真提供:京都国際学園 中山和弘撮影】