【釜山】婦人会福岡本部コーラス部「サランバン」が5日、龍頭山公園特設ステージで開催された「朝鮮通信使祝祭」韓日文化交流公演に初出演。韓国民謡「ペンノレ(舟歌)」など3曲を披露して会場の喝采を浴びた。
同コーラス部は今年で発足から12年目。昨年11月、福岡市中央区の大濠公園能楽堂で公演したのが元釜山文化財団代表理事の姜南周さんの目にとまり、出演が決まった。普段の練習は月2回と決まっているが、この日の公演に備えて2週間前から集中的に練習を重ねた。
張百合子副会長は「民団の3・1節や光復節で歌う機会はあったが、本国での本格的な公演など恐れ多いと思っていた。でも、いざ舞台に立つと、リハーサルのときから温かい拍手をもらい、自信につながった」と喜んでいた。
朝鮮通信使祝祭は釜山を代表する恒例行事。今年はユネスコ世界記憶遺産の韓日共同登録を祝って、6日まで3日間にわたって繰り広げられ、国内外から2000人余りが訪れた。5日には朝鮮通信使平和パレードが龍頭山公園から光復路入り口まで続いた。
(2018.05.16 民団新聞)