掲載日 : [19-03-20] 照会数 : 10363
5月から仁川空港入国場で化粧品・酒、購入可能に
5月から仁川(インチョン)空港内の入国エリアで化粧品や酒のような免税品の購入が可能になる。タバコや果物、畜産加工品などの検疫対象品目は買うことができない。
19日、仁川国際空港公社は国内で初めて導入される仁川空港入国エリア免税店事業者にSM免税店とエンタスデューティーフリーの2社が選ばれたと明らかにした。
18日に事業提案書評価、19日に入札価格評価を行った仁川国際空港公社は第1旅客ターミナル事業権と第2旅客ターミナル事業権のいずれも(株)SM免税店と(株)エンタスデューティーフリーを複数事業者に選定し、該当企業のリストを関税庁に通知した。
これに伴い、関税庁は仁川空港公社の入札結果を特許審査に反映し、今月末か4月初めに最終落札対象者を選定し、空港公社に通知する。空港公社と落札対象者が交渉し、最終落札者が確定すれば賃貸借契約が締結される。
今後、空港公社は2カ月間の運営準備期間を経て当初の政府発表日程通り5月末を目標に新規事業者が正常営業できるようにする計画だ。
入国エリア免税店は帰国する時に利用できる入国エリアに設けられる免税店だ。政府は昨年9月に海外消費を国内に切り替え、旅行客のショッピングの利便性を高めるために入国エリア免税店導入方案を発表した。仁川空港で6カ月間、第1ターミナルと第2ターミナルでそれぞれ1店舗の入国エリア免税店を運営後、金浦(キンポ)、大邱(テグ)など他の空港に拡大する。
販売商品は韓国製品の割合が出国エリア免税店より高くなる。1人当りの購買限度は現行携帯品免税限度の600ドル(約6万7000円)まで許容される。空港が得る賃貸収益は低所得層支援のような公益目的に活用される。
2019年03月20日 [ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]