掲載日 : [19-10-09] 照会数 : 12606
朝鮮通信使行列を再現 京都コリアフェステイバル
[ 南京都支部オリニクラブの韓国伝統舞踊 ]
【京都】民団京都本部(金政弘団長)は6日、京都市国際交流会館で「京都コリアフェスティバル」(実行委員長・孔信根副団長)を開催。会場は同胞と市民約4000人でにぎわった。この日、京都日韓親善協会、公益財団法人京都市国際交流協会、対馬市朝鮮通信使行列振興会の3団体も「朝鮮通信使行列」を再現して会場を沸かせた。
行列は白頭学院建国伝統芸術部学生のプンムル隊を先頭に会館正面から近くの平安神宮までの往復約2㌔を練り歩いた。今年は子供朝鮮通信使もはじめて構成。婦人会京都本部と京都平安女学院の学生、子供たちが鮮やかなチマ・チョゴリで行列を華やかに演出した。
「国書」交換の儀式では金政弘団長があいさつした後、正使役の呉泰奎駐大阪大韓民国総領事館総領事と京都所司代役に扮した二之湯智京都日韓親善協会理事長が韓国と日本の平和・友好・親善を誓い合った。
午後からは建国伝統芸術部学生の韓国伝統舞踊、花音コーラス、K-POPカバーダンス)の公演で盛り上がった。
一般社団法人「日韓伝統文化絆の会」(尹道心代表理事)による茶道体験コーナーでは参加者が朝鮮王朝時代の茶の世界を堪能した。京都韓国教育院は韓国伝統遊びコーナを設けた。
広場には焼肉ハンバーガー、キムパ、チヂミ、ホットック、豚足、ビビンパをはじめとする韓国屋台の前には長蛇の列ができた。参加者は「多くの日本人がこういう場を通じて韓国文化を感じてくれたと思う」「朝鮮通信使行列は感動的でした」と語った。