掲載日 : [22-07-06] 照会数 : 5692
熱中症予防へ韓国語など多言語注意報…横浜南消防署
[ 韓国語で呼びかける金正順さん ]
【神奈川】梅雨明けで厳しい暑さが続く6月28日、市内でも比較的外国人居住者の多いことで知られる南区で多言語による熱中症予防キャンペーンがあった。横浜市消防局南消防署が同区内の横浜橋通り商店街と連携した。
キャンペーンでは外国籍の消防団員が在籍する南消防団から「外国人防災指導チーム」が出動。日本語のほか英語、中国語、韓国語でこまめな水分補給と冷房・扇風機を使った部屋の適切な温度管理を呼びかけた。韓国語は第2分団所属の金正順さん(47、県立高等学校非常勤講師)が担当した。
同商店街は生活用品や食料品を中心に130店舗が軒を連ねている。9月までのキャンペーン期間中、縦1・8㍍、横3・4㍍の横断幕と12種類のタペストリー、イラストなどで注意喚起を呼びかける。(2022.07.06 民団新聞)