掲載日 : [18-09-03] 照会数 : 18179
【埼玉】2市1町でも関東大震災慰霊祭・追悼式
[ 県北支部の朴利明支団長に代わって追悼の言葉を代読する李峰明監察委員長(本庄市主催の慰霊祭) ]
[ 熊谷市の主催した関東大震災朝鮮人犠牲者追悼式で献花する民団埼玉本部の田虓玔団長 ]
関東大震災から95年。埼玉では1日、本庄と上里、熊谷の各市・町の主催で慰霊祭・追悼式が順次営まれた。民団埼玉本部からは田虓玔団長をはじめとする関係者80人が参列した。
民団県北支部の朴利明支団長に代わって李峰明監察委員長が追悼の言葉を代読。「過去の不幸であった歴史の誤りを教訓として、両国と両国民が未来に向けた確固とした友好関係を構築する契機に」と述べた。
熊谷市の追悼式では富岡清市長が、「暗い過去への厳粛な反省のうえにたち、最愛の肉親を奪われた方々の悲痛な思いを決して風化させてはならない」と決意を新たにした。
埼玉では群馬方面に逃れようとした同胞が、本庄・上里・熊谷の各地で警戒していた自警団と群衆に襲われた。