掲載日 : [22-04-17] 照会数 : 6439
尹錫悦次期大統領、日本に政策協議代表団派遣…24日から
[ 尹次期大統領の裵報道官(資料写真)=(聯合ニュース) ]
尹錫悦次期大統領の裵賢鎮報道官は17日の記者会見で、日本に「政策協議代表団」を派遣すると発表した。
代表団は24から28日までの日程で訪日する。日本の外務省や国会、財界、メディア界、学界の要人らと面会する。
代表団は7人で構成され、団長は国会副議長で尹氏が所属する次期与党「国民の力」の鄭鎮碩国会議員、副団長は同党の金碩基議員が務める。尹徳敏前国立外交院長、政権引き継ぎ委員会外交安保分科の専門委員を務める朴喆熙ソウル大国際大学院教授、張虎鎮元駐カンボジア大使、外交部北東アジア局長を務めた李相徳元駐シンガポール大使らが参加する。
裵氏は訪日の目的について、「尹大統領就任以降の対北政策や韓日関係など政策協議のために派遣される。対北での連携、韓日懸案の解決のための土台を築くことを期待している」と述べた。
尹氏は今月3~11日に米国に政策協議代表団を派遣していた。海外に代表団を派遣するのは日本が2カ国目となる。
一方、尹次期大統領が米国に続き、日本にも従来の大統領当選者の慣行のように思われていた「特使団」ではなく、「政策協議代表団」という名で人事を派遣し、事実上新しい慣行が定着するのではないかという観測が出ている。
当選者側の関係者は、「過去には当選者も特使という名称で先に派遣したが、当選者が法律家なので、大統領の資格になってこそ特使という名称を使うことができると見て、政策協議団の名称に送る」と説明した。
ソウル聯合ニュース