掲載日 : [22-04-25] 照会数 : 7496
「新たな韓日関係への意思」 韓国代表団が日本入り
尹錫悦次期大統領の「政策協議代表団」が24日午後、成田空港に到着した。団長を務める次期与党「国民の力」所属の鄭鎮碩国会副議長は持参した尹氏の親書について、「新しい韓日関係に対する尹錫悦次期大統領の意思・期待、日本の前向きな反応に対する期待など、こうした意味が込められた親書」との見解を示した。
代表団は岸田文雄首相に尹氏の親書を伝達するとみられる。ただ、岸田氏との面会は決まっておらず、「返事を待っている状態だ」という。
大統領就任式に岸田氏を招待するかどうかについては「通常、首脳の就任式への出席は各国が決める」とし、どの国の首脳であれ出席する意向を示せば、至れり尽くせりの手厚い「おもてなし」を準備すると話した。
尹氏が政策協議代表団を派遣するのは米国に続き2カ国目。5日間の日程で訪日し、外務省や政財界などの関係者と対北朝鮮政策や韓日関係、韓米日3カ国の協力などに関して協議する予定だ。
鄭氏は「新しい韓日関係の土台づくりに向けた任務を持って日本を訪問した」とし、主要関係者との政策協議を通じ、韓日関係を改善するとともに、両国の共通利益のための協力関係づくりに向けた対話をする予定と説明した。両国が厳しく対立する慰安婦や強制徴用などの問題に関する協議も行われる見通しだが、代表団が権限を持って臨むことではないと話した。
【聯合ニュース】
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https://jp.yna.co.kr/view/AJP20220424001100882?section=japan-relationship/index