掲載日 : [22-05-20] 照会数 : 6105
韓国が6月1日から観光客向けビザ再開…日本人も対象
[ 写真は2019年12月、日本人観光客で賑わうソウル・明洞。 ]
韓国法務部は19日、新型コロナウイルスの影響で2年あまり前から中断していた、外国人観光客などを対象とする短期訪問ビザについて、6月1日から発給を再開すると発表した。
韓国法務部は、2020年4月から新型コロナウイルスの感染が懸念されるとして、観光や会議の出席などを目的としたビザの発給を中断し、投資や貿易、人道目的などの訪問客に限ってビザを発給していた。
これにより、ビザを取得すれば、すべての外国人が、観光目的などで渡航できるようになる。このビザでは90日までの滞在が認められる。
一方で、コロナ禍前のように、日本人のビザ免除制度の復帰はめどが立っていない。
韓国法務部では「外国人観光客の受け入れにより関連産業が活性化されるほか、雇用の創出などが期待される」と今回の措置について期待を示している。
また、韓国と日本との間では、金浦空港と羽田空港を結ぶ定期便の再開に向けて協議が進められていて、今後、日本人旅行客の増加が見込まれる。
韓国政府は、入国者に対して入国から24時間以内にPCR検査を受けるよう求めていたが、6月からは、検査の期限を入国後3日以内に緩和する。