掲載日 : [22-03-23] 照会数 : 8681
民団奈良北葛支部の放火未遂疑いで男を書類送検
民団奈良県本部の北葛支部(同県大和高田市)で昨年7月、着火剤などが燃える不審火があり、奈良県警高田署は23日、支部に火を付けようとしたとして非現住建造物等放火未遂容疑で、奈良県桜井市の無職、有本匠吾(しょうご)被告(22)=別の非現住建造物等放火罪などで起訴=を書類送検する方針であることが分かった。
NHKの報道によると、 去年8月、韓半島出身の労働者の子孫らが暮らす京都府宇治市のウトロ地区の住宅などに放火したとして逮捕・起訴された22歳の有本匠吾被告が、奈良県大和高田市にある民団奈良県本部の 北葛 支部にも放火しようとしたとして奈良県警は、23日にも書類送検する方針だという。
桜井市の元病院職員、有本匠吾被告(22)は、去年8月、韓半島出身の労働者の子孫らが暮らす京都府宇治市のウトロ地区の空き家に火をつけて、住宅など7棟を全半焼させたほか、去年7月には名古屋市の 民団愛知県本部や韓国学校の建物の一部に火をつけたとして、放火や器物損壊などの罪に問われている。
その後の調べで、去年7月、大和高田市の民団奈良県本部の北葛支部でも、バーベキュー用の着火剤を投げ込み、火をつけようとした疑いがあることがわかり、奈良県警が、23日にも、有本被告を放火未遂の疑いで書類送検する方針を固めたとNHKは伝えた。
男は警察の調べに対し、容疑を認めているということ。